行って、よかった、日本一の山

2016-09-02

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スバルライン路傍駐車場13:07〜五合目13:30…14:15〜六合目15:05〜鎌岩館16:15…3:45〜八合目手前4:45…5:10〜吉田口頂上9:15…9:50〜剣ヶ峰10:28…10:40〜吉田・須走下山口11:20…11:30〜八合目12:02〜六合目14:25〜五合目15:10…15:40〜駐車場16:07

行きたくもあり、行きたくもなしがせめぎあっていた富士登山。今年はなぜか行く気になって夏のイベントに組み込んだのはいいが、予定日、予備日ともお天気が悪そうで予約した山小屋は2度キャンセル。もう諦めかけていたら9月1、2日は行けそうになる。前日に予約の電話を入れると、1日の富士宮口の山小屋はすべてツアーで貸切状態だとか。日帰りする元気はないので、全く想定していなかった吉田口に変更する。調べているとスバルラインは1日からマイカーの規制解除で、これはこれでいいタイミング。今までも高山病には悩まされているのと八合目以上は混み合いそうなので、七合目の鎌岩館に予約。前日に慌ただしくも準備完了である。

1日は快晴。新東名のどこかのトンネルを出ると目の前に雲から顔を突きだした日本一の山。富士の裾野と駿河湾、伊豆半島を堪能して御殿場I.C。コンビニで食料を調達したところまではよかったが、すぐに工事渋滞に巻き込まれ、やっと抜け出してスバルライン料金所に着くと駐車場への待ち時間は3時間とある。待つよりは歩いた方が予測がつくので路傍駐車場に停めてここからスタートする。観光客、登山客であふれる五合目で遅めの昼ご飯。歩行と休憩で高度順応も大丈夫だろうと、日本一の山に向かう。

五合目を目指してスバルラインを歩く

五合目を目指してスバルラインを歩く



ガスで折角の景色は楽しめないが順調に鎌岩館到着。11時間ほどの滞在中不快感は全く感じることはなく、いい山小屋に泊まることができた。が、体調のほうがあまり優れない。頭痛、吐き気、動悸の三拍子が揃った高山病である。重度ではないと思うが一睡もできないのは辛い。新鮮な空気を求めてしばしば外のトイレへ行くと、夜景と星空がとても奇麗で、この景色を見られるのなら眠れないのも一興かと強がる。

六合目

六合目



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七合目の山小屋が見えてきた(花小屋)

七合目の山小屋が見えてきた(花小屋)



夕方の鎌岩館前

夕方の鎌岩館前



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山頂でのご来光を目指す一団が小屋を出る1時頃、不快感がピークを迎え、日が昇ると下山するしかないかと思いつつ少しウトウトしたようで、起床予定時刻の3時過ぎに目を開けると少し気分が良くなっている。とにかく行けるところまで行ってみようと寝床を抜けて小屋を後にする。高度を上げるごとに夜景が遠ざかり、星空が近付く。八合目直前で東の空が赤く染まってきたのでここで小休止してご来光を迎えよう。山中湖や河口湖も全貌を見渡せるようになり、待ちに待ったご来光である。モルゲンロートに輝く上に見える山小屋(太子館)も美しい。

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モルゲンロートに輝く山小屋

モルゲンロートに輝く山小屋



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青空が広がり、麓の景色も素晴らしい。雲もぽっかりぽっかりと浮いている。八ヶ岳や南アルプスも顔を覗かせている。風もなく穏やかで最高の富士登山日和。しかし、体調は芳しくなく本八合目トモエ館から下山道にエスケープするかどうか大いに悩む。ガスに覆われて景色がイマイチなら間違いなくリタイアしたが、この絶景はもう少し見たいではないか。御来光館までは喘ぎ喘ぎで本当にきつかった。が、なぜか、御来光館を過ぎると俄然元気になって、吉田口頂上に到着だ。

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山中湖

山中湖



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山中湖

山中湖



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頂上まで行ったらすぐに下山道に入るつもりでいたが、元気になるとお鉢巡りもしてみようかと欲が出る。富士宮口からだと剣ヶ峰ピストンでお鉢巡りは思いの外だったので予習は無し。どちら周りがいいのかよく分からないが反時計回りで行くことにして、とりあえず腹ごしらえ。胃の不快感は無くなり少し頭痛がする程度で最高所に来て高山病が緩和されたみたいで不思議だが嬉しい。前日に買ったコンビニおにぎりと家で作ったゆで卵が、美味い。雲上楽園でしばらくのんびりとして、火口と雲海を眺めながら遥か先に見える剣ヶ峰を目指す。日本最高所では待ち時間もなく記念撮影。馬ノ背の下りでは駿河湾も見えて気分爽快。吉田口頂上の手前で擦れ違った若い男性が高所恐怖症なので足が竦むと言う。振り返るとなるほど高度感がある。反時計回りにして大正解だ。帰ってガイド本を見ると馬ノ背の下りが危険なので時計回りを進めているが。

八ヶ岳もくっきりと見える

八ヶ岳もくっきりと見える



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剣ヶ峰はまだまだ遠い

剣ヶ峰はまだまだ遠い



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剣ヶ峰から火口

剣ヶ峰から火口



駿河湾

駿河湾



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吉田口頂上に戻ってきた

吉田口頂上に戻ってきた



お鉢巡りも済んだことだし、名残惜しいが下山しなくてはならない。登っている時は気持ち良さそうな下山道を早く下りたいと思っていたが、入ってみるとなかなかにきつい。下るに連れて雲の中に入り景色も楽しめず単調で滑りやすい下りが続く。五合目に着いてホッと一息。だが、まだ駐車場までの距離が残っている。行きの上りよりも帰りの下りのほうが時間がかかってしまった。高山病には悩まされたが悪化せず、お天気にも恵まれ、ホントに行ってよかった富士山であった。

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