ご来光、雲海、影大山と三拍子揃った大山夜間登山
昨年はガスに覆われて八合目でご来光を拝したので、今年はリベンジ。というか、米子の夜景があまりに奇麗だったので毎年恒例にと思った大山夜間登山。南光河原駐車場を2時17分スタート。日の出は5時19分なので余裕過ぎるくらいである、はずが、体調悪く各合目ごとで休憩を入れたものだから、山頂:5時と少し慌ただしいものとなってしまった。
米子を背景に記念撮影
六合目から見上げる無数の星が散りばめられた夜空は抜群。オリオンくらいしか分からない無粋なオヤジでもうっとりとするほどである。米子市内の夜景が広がる七合目まで来ると、おお! 奇麗ではないかいな・・・も、束の間で、無情のガスが・・・。フィルター越しに見るような夜景に一変して少し欲求不満だが、ま、これは昨年素晴らしい夜景を見たのでヨシとしよう。
夜明け前
今日の山頂はガスにも祟られず、ご来光を待つのみの最高のお天気。が、どこから昇るのかな? と、思っているうちに剣ケ峰に隠れた辺りから顔を出したとか。こりゃいかんと、少し木道を下ったらバッチシのご来光。さらに南の山並みには雲海、日が昇ると影大山。大いに満足して少々寒いのを我慢して朝ご飯。薬も6錠。家内は2錠。
剣ケ峰の脇からご来光
ご来光を見られるスペースが狭く見辛いので木道を少し下るとバッチシ
影大山
下りはもちろん木道の山頂台地周回コース。お花畑に満足して本線に合流したら後は下るのみ。たくさんの人が登って来られる。少し時間がかかりそうだが、以前から気になっていた元谷コースへ。こちらは単独女性と擦れ違ったのみと、非常に静かなものである。登りは勘弁してもらいたいと思うほどの急階段を一気に下ると広い河原に出て、ここからの北壁の素晴らしいこと。赤いペンキに誘われて対岸に渡り大神山神社奥宮までは紅葉時期はさぞかし美しいだろうと思われる遊歩道。長い石畳の道を下って旅館街を経て駐車場に戻る。帰りに寄った下湯原温泉のひまわり館は露天風呂のみでシャンプー、石けんの備え付けは無いが(持込みOK)、湯質とゴミ一つ落ちていない奇麗さは感動ものであった。
山頂台地はお花畑
九合目を過ぎて
朝日に染まる
元谷コースのブナ林
元谷から大山北壁
元谷から夏山登山道の稜線を見る
そろそろ覚えなくては・・・