雷鳥沢キャンプ場で高山病に悩まされた立山遠征

2011-09-25

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夏の白山はお天気と仕事の調整が付かずに計画倒れになってしまったが、こちらの記事に刺激されて立山・雷鳥沢キャンプ場でテント泊を無性にしたくなった。同行の家内と倅と本人のテント泊に必要なものを買い足して、紅葉も見頃を迎えそうだという25日の早朝に出て立山駅には10時過ぎに着く計画を立てた。が、24日のアルペンルート情報を見ると午前中は駐車場が満車らしい。先の見えない空き待ちには耐えられそうにないので急遽予定を変更して24日の23時出発。これが今回の躓きの第一歩であった。まずは目論見通りに立山駅では不眠不休のおかげでベストポジションをキープして仮眠1時間。7時のケーブルに乗車。しかし、ここで第二の躓きが始まろうとしていた。当初の予定では弥陀ヶ原で途中下車して室堂までハイキング、そして雷鳥沢キャンプ場で1泊、翌日はテン場を基点に雄山〜別山へと縦走して3日目には朝一でキャンプ場を後にする。うん、完璧である。ところが天気予報では26日は曇り、25日は午後に前線が通過して一時崩れそうだがただいまは快晴。よし、展望を目当てに今日中に雄山に登ろう。そこから別山への縦走は時間と相談で大走りというエスケープルートもある。

高原バスから見る剣岳と快晴の青空

高原バスは手荷物料金300円でトランクに詰めてくれるので、10kg未満でも嵩張るものは預けると快適なバス旅行が楽しめる。室堂平はケーブル、バスを乗り継ぐのが面倒で今まで敬遠していたのがもったいないくらいの別天地である。快晴でテンションも上がって地獄谷経由で雷鳥沢キャンプ場。2泊分1人1000円(1泊1人500円、2泊以上は何日でも1人1000円)を支払って簡単な説明を受けて適当な場所に設営。雷鳥沢キャンプ場は素晴らしいロケーションの中にある。ここで2泊するのが楽しみだ(った)。青空と展望に酔いしれつつも寝不足の身にはなかなか辛い遊歩道を一の越に向かう。この時点で別山への縦走は時間的に諦めて大走りを下る予定であった。

みくりが池

地獄谷へ

地獄谷

おNEWのプロモンテVL44

雷鳥沢キャンプ場

いざ、雄山へ!

左下が雷鳥沢キャンプ場

みどりが池

一の越への遊歩道。少し雲が出てきた

一の越で途中で買ったおにぎりで昼ご飯。ん、少し頭痛がする。食欲もないし、一の越までも尋常でないヘバリ具合であったし。ん、もしかすると高山病? 相次ぐ予定変更による寝不足と高度順応を怠ったツケがきたのか。ん〜、諦めよう。男は諦めが肝心である・・・と言い訳して、親父は一人で室堂に向けて敗退。家内と倅は予定通りに雄山に。ここから第三の躓きが始まるのである。

一の越、この景色を眺めながら昼ご飯

一の越、2700m。ここで敗退・・・

雄山へのガレ場を行く二人を指をくわえて見送ってキャンプ場へとすごすご帰る途中で雷鳥に遭遇。ラッキー、自慢してやろう。ところが、彼らは岩場でもっとしっかりと雷鳥に出逢っていたのだった。くそ! 雲行きも悪くなってテン場に着いたとたんに小雨。テントに潜り込んで仮眠しようとしても寝付けない。3時過ぎにお二人さんのご帰還。上では霰模様でそれほど濡れることもなかったようだ。雄山ではガスが懸かってきたので縦走路は行かずにピストンで帰ってきたという。

雄山へのガレ場を登る家内と倅を見送って・・・

一の越山荘を見下ろす。ガスがかかってきた

一の越から雄山の途中で家内と倅が見たイワヒバリ

一の越から雄山の途中で家内と倅が見たライチョウ

敗退中に遊歩道で見たライチョウ

チングルマ

一の越から雄山の途中で家内と倅が見たライチョウ

20分ほど経って倅が体調不良を訴えそのままダウン。楽しみにしていた雷鳥沢ヒュッテの温泉と風呂上がりのビールは諦めて晩飯に取りかかる。晩飯の準備が整ったところで倅が一声。「吐く〜〜〜!」 介抱は家内に任せて、親父はごちそうに箸を付けるが、これが食べられない。あかん! 頭も痛いし、高山病の軽い症状だが間違いあるまい。吐いた後の倅と枕を並べての討ち死にである。さて、それからが大変で倅の震えが止まらなく意識も怪しくなってきた。とりあえず、キャンプ場の管理人さんに相談。なんやかんやとあって酸素吸入と暖かいガスストーブと飲み物をいただいて体調を取り戻したが、キャンプ場の管理人さんをはじめ、お名前を存じ上げない方、室堂警察から遠い中を駆けつけてくださったお二人の隊員の方達には大変にお世話になりました。本当にありがとうございました。

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