コマクサに初めての感激、木曽御岳山

2011-07-24

boo

田の原駐車場5:17〜金剛童子6:02…6:07〜八合目6:19…6:25〜一口水7:02…7:12〜王滝頂上7:45…7:57〜剣ヶ峰8:15…8:30〜お鉢巡り〜二の池新館手前分岐点9:30…9:55〜賽の河原避難小屋10:30…11:05〜二の池本館11:35…11:40〜王滝頂上12:10…12:20〜一口水12:36…12:41〜八合目13:06…13:08〜田の原駐車場13:53

【7月23日】
台風6号の影響もあり明日の日曜はどこへ行こうか行くまいかとのんびりと構えていたら、昼飯を食った後何かコソコソしているなと思っていた相棒が木曽の御岳山はお天気が良さそうだと言い出す。確かに御岳山はこの夏の候補に挙がっていたが・・・躊躇逡巡した挙句に、ま、行こか。あたふたと準備して、東名阪・名古屋高速を経て田の原駐車場へは22時30分。まず車の多さにびっくりである。ヘッデンの明かりがあちこちでちらついている。駐車場の一角でテントを張って一眠りとは甘すぎる計画で、想定外の車中泊。二人で屁をこき合って澱んだ空気が堪らない。

駐車場から御岳山。天気よし、で早めの出発

【7月24日】
寝たような眠れなかったような一夜を明かすと、いいお天気で正面に御岳山。既にたくさんの方々が出発したり準備したり。鳥居をくぐって平坦な道がつづく。と、それは束の間であとは山頂まで階段と急な岩場の登りがえんえんとつづく。

登山口から御岳がデーンとお出迎え

上り始めるとすぐに展望は良くなって対面の駐車場が視界に入り、雲の上からは中央アルプスが顔を出す。少し雲が湧いているが絶好の登山日和である。王滝頂上まで人の途切れる隙間もなく、小休止を繰り返して王滝頂上を過ぎた辺りで補食。雲海に見惚れていると、先ほどまで見えていた剣ヶ峰にガスがかかってくる。

雲が湧き、奥に顔をのぞかせるのは中央アルプスか

王滝頂上へは登山者が絶え間なくつづいている

キキョウ

コイワカガミ

一口水

カラマツソウ

一口水から駐車場を望む

ハクサンシャクナゲとイワツメクサと、?

王滝頂上を過ぎてもいいお天気なのでのんびりと麓の雲海を楽しんでおやつを食べていたら・・・あれれ、急に剣ヶ峰にガスが・・・

ありゃー!と、時既に遅く剣ヶ峰に立った時には辺り一面ガスの中。360度の大展望は泡沫の夢と成り果てた。諦めきれずにしばらく待ったが、失ったものは返ってこない。気を取り直して神社の脇からお鉢巡りに出かける。

剣ヶ峰に着いたら、この通り。視界は0、ゼロなのだ!

ガスが晴れるのを期待してお鉢巡りへ

お鉢巡りもガスの中。晴れ渡った日にはさぞや展望が素晴らしかろうと思うのだが、高所恐怖症の私にはちょうど良かったのかもしれない。途中のピークで10分あまり休憩しておにぎり1個。さて、二の池へと下る頃にはガスの晴れ間も出てコバルトブルーの日本最高所の火口湖が見渡せ、さらに憧れのコマクサまで見ることができて気分はV字カーブで持ち直す。

左右は切り立つ崖の気配。さぞかし展望がいいのだろう。ちょっと口惜しいなー

一の池の残雪

二の池を見下ろすところまで来ると・・・やったー! これで大満足

おまけに思いもしなかったコマクサが。山頂では展望を見ることはできなかったが、ガスの中を歩いてきた甲斐があった!

二の池とコマクサ

ここから二の池を巡って下山する予定だったが、目の前に広がる賽の河原と摩利支天山を見て三の池も見ておこうと欲を掻く。二の池新館を素通りして見た目以上の下りで賽の河原を過ぎ少し上り返せば賽の河原避難小屋。この間はスケールの大きい広がりを感じられる別天地である。

ガスが晴れてこの景色を見たら先に進むしかないだろう

摩利支天山の前に広がる賽の河原

ミヤマダイコンソウ

アオノツガザクラ

オンダテ

ヨツバシオガマ

ハクサンイチゲ

ミヤマゼンコ

イワベンケイ

賽の河原避難小屋から少し上がると三の池が見下ろせる。摩利支天乗越まではと思っていたが、ここからの急坂とガスがかかってきたのを口実に待機。相棒だけが上を目指す。三の池はガスに覆われたが剣ヶ峰のガスは晴れて賽の河原からつづく景観は見飽きることがない。

賽の河原避難小屋を少し上がると三の池が

コマクサの小群落

しかし、あれよあれよという間にガスが上がってきた。退散である

2個目のおにぎりを食べて本日の御岳登山の一番のいい時間を過ごすことしばしで相棒が帰ってくる。その頃にはまた剣ヶ峰はガスに覆われ、さあ、帰ろうか。二の池の畔に少し憩ってトラバース道で王滝頂上へ。左足元の高度感はなかなかのものでゆっくりと鑑賞する余裕はなく、気は早く通り抜けたいの一心である。

帰途、二の池に立ち寄る

二の池から王滝頂上まではこんな感じのトラバースがつづく

王滝頂上、一口水、八合目で休みを重ねて足場の悪い下りを転倒まではしないもののスリップしつつ汗びっしょりで田の原駐車場。お隣さんは車が入れ替わっている。夏の御岳山、これほどの賑わいとは想定が甘過ぎたようだ。が、ピストンルートを外れるとグンと人は少なくなる。木曽福島のせせらぎの四季のぬるめの湯で身体をほぐせば昨晩からの疲れも(気分だけは)吹っ飛んだようだ。

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