暴風吹き荒れる霧氷の高見山

2011-01-09

boo

動画は敷居の高いもの、また時間のかかるものと決めつけて今まで遠ざけてきたが、「郷愁エントランス」さんに刺激されて食わず嫌いにチャレンジしてみることにした。ちょうど高見山で知らぬ間に撮られた素材があったのでビデオ編集ソフトを起動。マニュアルを読む気力は無いので適当にいじくって不要部分をカット短縮。いろいろと味付けできそうだが、そこまでハマると時間がいくらあっても足りなくなる。撮影技術も未熟なら、編集技術は付け焼き刃・・・ま、いいか。そこそこの臨場感は伝わるだろうと自己満足。どちらにしろブログそのものが自己満足。さらに時間が足りないと嘆きながら、「imovie 使い方」をキーワードに検索かけているのだからこの先が思いやられる。

霧氷バスが昨日から運行されたようなので、早めに山頂避難小屋に入ってお昼ご飯を食べたいのと、あまり早いと路面の凍結が怖かろうという鍔迫り合いの結果、7時半に出発。水越峠は問題なく通過。菟田野からは家の屋根、田畑、路側にも雪が見られるようになる。東吉野村分岐からは路面もツルツルと滑りそうである。後続車が来ると譲り、チェーンを巻くタイミングを計っているうちにたかすみ温泉分岐。ここから温泉までの長かったこと。普段よりは15分ほど余分にかかったが、思ったよりも早いと見るか、遅いと見るかで気の持ちようが随分と違う。すでに帰り支度されている方の「奇麗でしたよー」に励まされて9時15分にたかすみ温泉を後にする。

たかすみ温泉からすでに雪道で、踏み固められた坂道はアイゼン無しでは歩き辛いのですぐに装着。しばらく歩くと北尾根と大伐採地跡が樹林越しに見える。曇り空だがまずまずの見通しで東尾根のコブまで行ってピストンする予定だ。高見杉避難小屋で一息ついてアイゼンの勢いを借りて杉谷分岐まで大汗掻いてひと上り。ここで自家製干し柿を立ち食いして力を蓄える。国見岩を過ぎた辺りからは霧氷の花咲く尾根道だ。15cmくらいのエビの尻尾もあちこちに見られる。笛吹岩からの展望を楽しみにしていたが、ちょうどガスが上がってきて遠望は全くダメ。あれよあれよと言う間に周り一面すっぽりとガスに覆われ、幻想の世界はいいのだが、やはり青空と展望が欲しいと無い物ねだりの心が悲しい。

笛吹岩から。この後一気にガスに覆われてしまう

笛吹岩から山頂方向を見る

一番気分の昂揚する高見山の霧氷のトンネル

上るにつれエビの尻尾は40cmを越えるかと思えるものまで現れる。が、山頂近くは台風並みの強風である。体感温度はグングン下がってとても景色に見とれている余裕はない。避難小屋に駆け込むとそこは別世界で、ほぼ満員状態だったがここを出る勇気はない。とにかくスペースを確保してラーメンとおにぎりで身体と胃袋を暖める。食事タイムを過ぎてもいっこうにガスが晴れる気配がないので、高角神社に参拝して来た道を戻る。暴風尾根を過ぎてアイゼンを利かして滑るように降りる。童心に帰ったような楽しいひとときである。たかすみ温泉に着いたのが1時30分で、予定より随分早く帰って来てしまった。青空には恵まれなかったが、台風並みの暴風が吹き荒れる高見山の一つの顔を垣間見ることができた。

特大のエビの尻尾、写真には撮れなかったがもっと大きいものもあった

国見岩を過ぎると高見山の真骨頂

凄い風に帽子が吹き飛ばされそうになる

風の強さが分かる

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