霧氷は期待外れながら、青空と展望に恵まれた弥山・八経ヶ岳

2010-12-05

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国道309号線は15日から冬期閉鎖されるとのことで、あわよくば弥山・八経の霧氷が見られるかもという期待を混めて今年最後の大峰に向かう。途中の京奈和自動車道からは大日・稲村がくっきりと見え、バリゴヤの頭から真っ赤な太陽が昇る。弥山・八経もその巨大な山塊を誇示するかのようだ。ん、待てよ、山の頂きは白くない・・・と、霧氷の期待はあえなく萎んだが、展望には期待が持てるだろうと気持ちを切り替える。309は狭隘路とは聞いていたが、道路に迫る岩壁と落石除けのネットには閉口する。熊渡からスタートするハイカーを見送って、紅葉シーズンに来ると素晴らしい景色に出会える雰囲気の道をグングンと高度を上げて行者還トンネル西口駐車場に8時25分到着。すでに10台ほどの車が停まっている。ここまでの所要時間は1時間45分、話は前後するが帰りはトンネルを抜けて169号線に出て2時間15分で家に着いた。早朝の車の少ない時間帯と夕方の車の多い時間帯を勘案すると実質的には10〜20分の差といったところか。

奇麗な沢を橋で越え、急坂の尾根を行く。冬枯れで葉を落とした樹々の中に厖大な数のシャクナゲが目立つ。花の時期に歩いてみたいものだ。奥駆道出合まで45分、コースタイムより5分短縮と密かに喜んだが、下りのコースタイム30分は遥かに越えて上りとほぼ同じ時間を要して、力量のなさを痛感させられた。さて、奥駆道の稜線に乗ると気持ちのいい道中だ。理源大師像の裏で弥山への上りに備えて補食・小休止。弥山への上りでは葉を落とした樹々の間から大日・稲村、山上・大普賢からつづく奥駆道が垣間見え、途中の展望の開けたところからは大台ヶ原、奥駆道、太陽の光を受けて煌めく熊野灘まで景観を堪能できる。弥山小屋までは誰一人として出会うことは無かったが、さすがにここまで来るとハイカーが多い。弥山神社に参拝して八経ヶ岳へ。山頂からは360度の大展望。飽きることのない見晴らしだが、お腹も空いてきたので弥山小屋のベンチに戻って少し遅い昼ご飯。あとは帰るだけと思っていたら、奥駆道出合からの下りでどっと疲れてしまった。時間はかかるがトンネル東口から一の垰経由のほうがのんびりと歩けたような気がする。

弥山・八経が見えだす

スッキリとした青空に恵まれた

弥山への上りから見える大普賢の山並み

弥山への上りから見える大日山・稲村ヶ岳、山上ヶ岳

奥駆道から太陽の光を受けて煌めく熊野灘

弥山・八経の鞍部から八経ヶ岳

弥山、大普賢など展望抜群の八経ヶ岳山頂

釈迦ヶ岳へとつづく奥駆道の稜線

来春には行ってみたい七面山

金剛・葛城も間近に見える。この日は二上山からダイトレ、和泉山脈もはっきりと見えた。肉眼では六甲も微かに

次回はこの沢沿いに行くコースを歩いてみたいものだ

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