オオヤマレンゲのご褒美をいただいた初めての弥山・八経ヶ岳

2010-07-18

boo

連休が始まるとともに梅雨が明けたのでかねてから行ってみたいと思っていた近畿最高峰・八経ヶ岳を目指す。調べた限りでは高所恐怖症の私でも怖げな箇所はなさそうだ。169号線では梅雨明けの青空が広がっていたが309号線に入って高度を上げていくと山の上には厚い雲がかかっているようだ。行者還トンネル東口まで2時間15分、駐車場に降り立つと空模様はさらに悪くなっている。こんなはずじゃなかったと愚痴の一つもこぼしながら歩き始めたのは8時25分。鎖で閉ざされた林道を少し下ると登山口の標識があって奥駆道出合(一の垰)まで50分とある。階段を上って少しなだらかな山腹を歩くと急傾斜の尾根道となり一の垰まで続く。一の垰で先行のグループに追いつき(9:15)、写真を撮り合って左の道へ入る。少し行くと分岐があって右へ取れば笹原の中の雰囲気のいい小径が続き、右手には金剛山・大和葛城山も見える。思ったよりも近く感じる。

登山口

一の垰への急坂

一の垰からトンネル西口出合まで20分、ここからは人も多くなる。大峰らしい雰囲気の道を20分で弁天の森。ここを過ぎた広場からは八経ヶ岳、弥山小屋が見える。心配していた天気は回復したようでみるみる青空が広がっていく。雨の中を覚悟していただけに嬉しさが込み上げてくる。アップダウンを繰り返して弁天の森から25分、理源大師像手前の岩に腰掛けて小休止。あんぱん食べて活力付けて弥山までの急坂に備える。途中大普賢岳が時々顔を覗かせたり展望の効く台地があったりで変化に富んでいるが、すでに2時間以上歩いて来た足にはこの400mの上りはかなり堪える。45分の上りで弥山小屋前に11時15分。梅雨明けの連休とあってこの辺り大変な賑わいだ。弥山神社に参拝して八経ヶ岳に向かう。

一の垰からトンネル西口出合までは笹原の中の小径

トンネル西口出合

弁天の森への奥駆道

弁天の森から少し行ったところから。左に八経ヶ岳、右に弥山。肉眼では弥山小屋もよく見える。青空が広がって来た!

弥山への急坂のところどころからは大普賢岳が望める

弥山への上り

弥山小屋が見えてきた

弥山神社に参拝。真っ青な空が広がる

弥山から八経ヶ岳、奥に見えるのは釈迦ヶ岳

金剛山・大和葛城山・二上山まで見え、申し分のないほど展望が素晴らしい。鹿食害除けの柵の中に入ると時すでに遅しと期待していなかったオオヤマレンゲが二つ三つ花開いている。蕾のものもある。八経ヶ岳山頂は狭くて人も多く落ち着かないが、360度の展望で、約1ヶ月前に登った釈迦ヶ岳も奇麗に見える。12時を過ぎてお腹も空いてきたので弥山小屋前まで戻って昼食休憩。朝早かったので家内もお弁当は作れずに仲良くコンビニで買ったおにぎりを頬張る。いつまでも居ていたい気分だが、13時に下山へ向けて出発。午後になって少し雲も出て来たようだ。理源大師像に13時30分、持参の各自1500mlの水分はほとんど無くなりかけている。トンネル西口出合に14時15分。ここは行きも帰りも同じタイムである。途中、八経ヶ岳は見えるが弥山小屋は雲に隠れてしまった。一の垰でペットボトルは空になってトンネル東口に向かって激下りである。喉が渇いてしんどいことこの上ない。

オオヤマレンゲ

八経ヶ岳への道から金剛山・大和葛城山

八経ヶ岳山頂

八経ヶ岳山頂から釈迦ヶ岳への稜線

八経ヶ岳山頂から弥山、弥山小屋、大普賢岳

トンネル西口出合に戻ってきた

一の垰、奥は行者還岳から大普賢岳、山上ヶ岳への奥駆道

駐車場に15時30分、クーラーボックスに入れておいたカルピスウォーターをがぶ飲み。7時間少し山の中に居たが、この季節水分は余るくらい持っていたほうがいいと気付かされた。展望、雰囲気、オオヤマレンゲと大いに満足した八経ヶ岳であった。

Copyright(c) 2013 高所恐怖症の山歩き All Rights Reserved.