金剛山でヤマシャクヤク&大和葛城山でヤマツツジ

2010-05-15

boo

7時に水越川公共駐車場をスタート。大和葛城山のツツジのシーズンの土曜日なので、いつもよりはグンと早めだ。セトまで1時間5分、青崩から標高差約515m。カトラ谷入口まで約190m下って、150m登り返すと20分で水場手前の谷の二股分岐点に着く。カトラ谷へは左股へ行くが、右股を詰めるとヤマシャクヤクに出会えるらしいと聞いて美しい谷筋を遡る。15分ほど登り詰めても見当たらないので、諦めかけてこのまま尾根へよじ登るか、戻ってカトラ谷のニリンソウを見に行くか迷っていると・・・ありました。数十株のヤマシャクヤクが点在している。残念ながら花は開いていないが、白い蕾がふっくらと気品良く佇んでいる。もう少し日が射すと花開くのだろうか? とにかく初めてのヤマシャクヤクに出会えただけでも満足である。

歩き辛い谷道だが、新緑が奇麗

清楚な蕾のヤマシャクヤク

予定ではヤマシャクヤクを見て谷を下りカトラ谷のニリンソウを見に行くはずだったが、ここを下るのはちょつと危険そうだし、上から話し声が聞こえてくるので尾根に向かってよじ登ると、しっかりとした踏み跡が付いている。沿って行くと5分ほどでタカハタ道に合流。二股分岐から尾根まで115m登ったことになる。山頂への途中の分岐からカトラ谷へ下ることも考えたが、青崩道から見た大和葛城山の山頂が赤く染まっていたのを見て、初めてのヤマシャクヤクも見たことだし、心は赤いツツジに行ってしまっていた。尾根合流から105m登って国見城跡9時25分。ヤマシャクヤクのところで15分居たので、山頂まで2時間10分歩いたことになる。心はすでに大和葛城山、山頂での休憩は15分。今日の見晴らしはいいが、長居する気はない。

国見城跡からの展望

青崩道を1時間で下って、トイレ前のベンチで5分息を整える。今日の天狗谷道は賑やかだ。上る人、下ってくる人、単独、ペアー、グループと一番活気づく大和葛城山の季節である。シャリバテ状態になったので水場で補食して、タオルを濡らして汗を拭うと生き返った気持ちになる。ベンチを過ぎると道の両側がヤマツツジに彩られるようになる。ショウジョウバカマの群落地を過ぎキャンプ場にさしかかると、大勢の人出だ。売店前は心斎橋のような賑わいである。トイレをすませて山頂に着くとちょうど12時。青崩から1時間15分で標高差は560mであった。小さなアップダウンは別にして今日は1445mも登ってしまったことになる。さすがに疲れた。

青崩道から大和葛城山

天狗谷道のヤマツツジ

大和葛城山山頂からの360度の大展望は素晴らしい。大峰、台高の山並みもくっきりと見える。風も爽やかでいつまでも立ち留まっていたい欲求を抑えてツツジ園へと進む。雄大な展望の中を山上台地を歩くのはとても気持ちいい。ツツジ園も、見事である。三分〜五分といったところだろうが、満開の花あり、蕾ありと、この頃の風情もまた格別なものがある。しばらくは見頃が続くことだろう。ツツジ園を見下ろすデッキに立ち、ツツジのトンネルを通って、適当なスペースを見つけてどっかりと腰を降ろす。華やかな空間の中をまったりとした時が流れていく。下りはダイトレを水越峠へ。階段を上ると違和感が。道標裏から九品寺へと下る森はパラグライダー基地建設のためか伐採されて立入禁止になったようだ。ダイトレ沿いやその奥にもヤマツツジがたくさん咲いている。こちらはほぼ満開で、自然林と混在するヤマツツジもまた奇麗である。水越峠まで40分。あとは駐車場まで下るだけ。紅(ヤマツツジ)白(ヤマシャクヤク)の対極(華麗・清楚)の花に会えた1日であった。

山頂からは大峰がくっきりと見通せる

ツツジ園の向こうに高見山

ツツジ園の向こうに金剛山

ツツジ園の向こうに大峰

まだまだ蕾も多い

ツツジ周回路

デッキ周辺には人、人、人

上のデッキからツツジ園を見下ろす

ツツジに埋もれる

ここからパラグライダーで空に浮かぶ、らしい

ダイトレを彩るヤマツツジ

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