娘の休日に合わせて親子ハイキングで桜満開の吉野山

2010-04-08

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今日は娘の休日に合わせて親子ハイキング。吉野駅を8時過ぎに2人で降り立つ。ほとんどの花見客はケーブルか七曲りに向かうが、昨年歩くことが苦手な娘と七曲りを上り娘がバテて失敗したので、今日は如意輪寺への緩やかな林道へと向かう。如意輪寺下まで来ると、パッと明るくなって朝日を浴びた桜の饗宴である。如意輪寺参拝後、駐車場への階段を上がり車道を横切って花矢倉へのハイキングコースに入る。この横切った車道の辺りが五郎平園地の高台から見ているとよく道路脇に迷惑駐車する景色のいいカーブになっている。いつもよほど景色のいいところなのだろうと思っていたが、はからずも今日誰に迷惑をかけることもなく、その場に行くことが出来た。なるほど、いい景色で車を停めたくもなるのが分かる。

吉野駅から林道を如意輪寺下まで来ると

しかし、車道から離れてハイキングコースに入ると、それ以上の絶景が待っている。少し歩けば迷惑なことをすることもなく素晴らしい景色を堪能できるのだ。対面の山の斜面を彩る桜・桜・桜、蔵王堂の存在感とその向こうには金剛山・大和葛城山の勇姿。見る角度から変化するパノラマを楽しめる山腹のほぼ平坦な散歩道がしばらく続く。途中の分岐点では花矢倉直下へ辿る道をパスして、さらにその下に出る道を選ぶ。橋を渡って賑やかな舗装路に合流。ここは急坂で、この少し先で昨年は娘がリタイア。今日はここまできつい所といえば如意輪寺の前後の階段だけだったのと、見事な景色に疲れも吹っ飛んだのか、まだまだ元気な様子である。

車道を横切ってハイキングコースに入ると蔵王堂(写真右)から金剛山・大和葛城山がパノラマのように広がる

ミツバツツジも桜に混じって

花矢倉のすぐ上の展望台から蔵王堂を見下ろし、水分神社へ。ここの枝垂れ桜は満開でしばしうっとりと見とれてしまう。ここから引き返すつもりだったが、娘もまだまだ元気だったので高城山の桜もさぞかし見事だろうと思いさらに奥へと。ところが、残念なことに1本の満開の桜を除いてはまだまだ蕾は堅そうだった。高見山の端正な山容をただ1本の満開の桜越しに眺められたのに満足はしたが、ここで花見団子を食べて小休止するつもりだったのを我慢して、花矢倉下の桜を俯瞰できるところまで戻って、しばし一服。

花矢倉下の斜面

花矢倉上の展望台から見下ろす蔵王堂

高城山展望台から高見山

水分神社の枝垂れ桜

ここから急坂を下ってバス停辺りまで来るともう11時半だ。ランチスペースを探さなければならないが、その前に食料調達で、持ってきたものはビールのロング缶とコーヒーのみ。今日は大変な人出で、人混みの中を蔵王堂までめぼしいものは無いかと物色するが、お目当ての弁当などはどこにも売っていない。仕方ないので焼天魚の棒寿司1本と柿の葉寿司、それとコロッケ5個と葛餅2個。12時を過ぎたくさんの人なのでいい場所取りは出来ないだろうと諦めていたが、五郎平園地の高台に恰好の場所を見つける。多分最高の観覧席。すぐ左手下にはアマチュアカメラマンが常時15,6人ほど入れ替わり立ち替わり対面の桜を撮っている。

五郎平園地のランチスペースから眺める

如意輪寺を過ぎた下の車道と上のハイキングコースを五郎平園地から見る

満開の桜を前にビールも旨いし、気分は上々なのだが、柿の葉寿司は不味かった。ごはんはパサパサ、サバは塩辛過ぎで押しが全く効いていない。柿の葉寿司は大好物で、もともと家庭料理である柿の葉寿司は本当に旨いものなのだ。昨年亡くなった家内の母親の作ってくれた柿の葉寿司は毎年の楽しみであった。今年からは家内が作ってくれるそうなので楽しみにしている。ところが、本来は旨いはずの柿の葉寿司に「欲」という調味料が加わると不味さが加味されるようだ。もちろん、「欲」という調味料にも不純物が混じっているものもあれば混じっていないものもあるので、家庭で作ったものには及ばないがそれなりに不味くないものもある。初めての柿の葉寿司は運次第ということで一件落着。

五郎平園地の賑わい

さて、まったりと1時間ほどの時を過ごして、歩行者天国という雑踏に身を入れる。混み合う中をお土産を物色するのも吉野山お花見ツアーの楽しみの1つでもある。お目当ての餡無しの草餅と葛菓子を買い込み、黒門を出て雑踏を抜けると七曲り。下千本も桜満開で、ぶらぶらと下るのは楽しい。下りのケーブルには長蛇の列が出来ており、待ち時間といい、ほんの数分とはいえすし詰めの車内を我慢するのは、相当な根気が必要なようだ。吉野駅14時38分の急行は数人が座れないほどで思ったよりも空いている。帰るにはまだ早い時間なのだろう。2時間近くかかって近鉄河内長野駅。家まではまだ50分歩くことになる。

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