豪快! 岩湧山の山焼き

2010-03-28

boo

昨日の三峰山の疲れから寝過ごしてしまい、1週間遅れた岩湧山の山焼きを見ようと家を出たのが9時前になってしまった。金曜日に問い合わせしたら8時から12時の予定が10時からに変更になったそうなので、歩いてのんびり行っても間に合うはずだ。1時間あまり歩いて岩湧の森に入ってすぐのすぎこだちの道から編笠山を目指す。ここで10時を過ぎているので少し焦って階段を息を切らしながら上がって、展望のいい尾根道から岩湧山を眺めるとまだ火も煙の気配もない。時間に間に合わなければここから見物しようと思っていたが、見物予定地の編笠山山頂手前の鉄塔までまだ間に合いそうなので、先に進む。長い長い階段をこなして編笠山から一徳防山への登山道に入ると一上りで鉄塔下に到着。

山焼き前の岩湧山山頂

10時45分、間に合った。しかし、思っていたよりも山頂下までは樹木が遮ってよく見えない。まだ山焼きの気配はないので一徳防三角点まで進むか迷ったが、より近いほうがよかろうと、シートを広げる。長期戦覚悟でウィンナー、豚肉、野菜盛り合わせ、ビールをリュックから取り出して宴会の用意万端整えるが、11時を過ぎても岩湧山に変化はない。とりあえず乾杯して調理に取りかかると、煙が山頂の向こうあちらこちらから上がってくる。南面から火をつけたようだ。しばらくすると、滝畑側の平野辺りから火の手が上がり、あれよあれよと言う間に北西の斜面が真っ黒になってしまった。

煙が見え出すと・・・

曽爾高原のように最初はちまちまと退屈な時間が過ぎるのかと予想していたが、火の手が見えると目を離せないほどの早さで一気にカヤトが燃え尽くされていく。想像以上の迫力で、西側の火勢が弱まると、東側・トイレ辺りからも火がついて山頂付近まで火に覆われ、一帯が真っ黒になるまでほんの僅かの時間だったような気がする。遮られた樹木の間からも火が見えていたのでカヤトの原全体を見渡せる位置からだともっと迫力があったことだろう。焼け野原になった岩湧山を眺めながら食材を片付け、考える。予定ではこのまま編笠山を越え一徳防山を経て南花台に下り家まで歩いて帰るつもりだったが、焼け野原を見るのも一興だろう。

一気に燃え広がり

あれよあれよという間に燃え尽くされていく

東側・トイレ方向からも炎が上がり

山頂を東西から挟み撃ちである

人が走っているようにも見える左の炎

炎の祭典

岩湧山炎上

最後の饗宴

燃え尽くす

山焼き後の岩湧山山頂

アルコールを注入した後のきゅうざかの道は辛いものがあるので、いわわきの道をゆっくりと登る。息が上がる。血圧も上がっていることだろう。さすがに疲れたが登り切るとアルコールは吹っ飛んでしまった。途中下ってきた人の話では、通行規制はあるが山頂付近でも見学は出来たようだ。臨場感を求めるなら山頂へ向かうのがいいかもしれない。焼け野原になった山頂からは素晴らしい展望が望めるようになっている。2007年以来の山焼きなのでこの展望を見るのは久し振りだ。カヤトが生い茂る頃には感じなかった高度感もたっぷりで急斜面に吸い込まれそうになる。

すっかりと焼き払われて展望のよくなった岩湧山山頂

金剛山もよく見えるようになった

このまま引き返すのは勿体ないので滝畑へと下ることにする。山頂から家内に滝畑まで迎えにきてくれるよう電話するが、往復歩き通すつもりが車に頼ることになってしまった。滝畑ではミツバツツジが咲き誇っており、一徳防山のミツバツツジもそろそろ咲くことだろう。

山焼き後の後始末も大変な作業だ

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