奇麗な谷筋の金剛山・もみじ谷本流

2009-12-31

boo

今年最後の山歩きは金剛山の未踏ルート・もみじ谷本流へ。水越峠からダイトレに入ると強い強い向かい風。もみじ谷入口まで30分、ここまで来てもほとんど雪は残っていない。もみじ谷本流ルートへの分岐まで40分、今日はここから右の谷へと入る。左の谷に比べるとすっきりとしたとても奇麗な谷がつづく。少し雪も目立つようになって、これからの未知のルートに期待が高まる。6つ目の堰堤手前の滝はなかなかに見事で、寒波が続けば氷瀑が見られそうな雰囲気てある。この滝を越えるには少し戻って左手の踏み跡を見つけて急坂を登る。少し上ると高度感もあり道も狭いうえに少し雪が積もってイヤな雰囲気。滑ると谷まで落ちて行きそうなので坂の途中でアイゼンを付ける。これで足下はしっかりしたが、高度感はさらに増して高所恐怖症の私はへっぴり腰でなんとか堰堤まで辿り着く。もちろん、周りの景色を見る余裕など全く無い。

5つ目の堰堤手前の滝も、先日あったツララがほとんど無くなっている

もみじ谷本流ルートは倒木や荒れた雰囲気もない奇麗な谷筋を谷に沿って遡る

振り返って見る

6つ目の堰堤手前の滝で、少しツララが残っていたのでこれからの寒波到来による氷瀑に期待

巻き道から見た6つ目の堰堤手前の滝。なかなの姿形!

ここからは谷筋も少し狭まり奇麗な沢に沿って岩肌を縫うように上っていく素晴らしいロケーションが続いて、倒木が目立つ右の谷に入り少し行くと、左へ少し戻るように尾根道へと上がる踏み跡がある。堰堤上でいったんアイゼンを外したので面倒なのでこの程度なら進めると判断したが、少し上るとすごい急登になって痩せ尾根で左右の谷が遥か下に見えるようになる。アイゼンを付けておけばよかったと後悔したが、木や笹を掴んで平坦なところまで登って再びアイゼン装着。また急登があったが、アイゼンのおかげでここはすいすいと登り切ると葛木神社の裏辺りに出る。一気に山頂に着いてしまったという感じで国見城跡上の展望台まで行くと、今まで谷筋を歩いていた時は風もなく穏やかだったのが、打って変わって強風と寒さに曝されて、せっかくの見通しのいい展望もそこそこに風の当たらない場所を探してお弁当。

2つの急坂を登り切ると一気に山頂手前に到着

もみじ谷入口が10時で、現在11時50分の山頂の気温は−6度。食べているうちにだんだんと寒くなり、最後は掻き込んで喉を通し早々に退散。太尾道は六道の辻まで雪が残って滑りやすかったが、アイゼン無しで下れる。太尾塞跡からの下りは、最も膝に優しいであろうガンドガコバルート。

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