小雪の散らつく金剛山(石ブテ尾根道〜ガンドガコバルート)

2008-12-06

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小雪の散らつく中を水越川公共駐車場に着いたのは9時30分。暖かい季節は土日ともなるとこの時間では満車の時が多かったと思うが、寒くなるとグンと人は少なくなるようだ。今日の予定は青崩から石ブテ尾根道を上り、ガンドガコバルートで太尾塞跡から水越峠に下る。ともに初めての道なので楽しみだ。青崩のトイレで用を済まし青崩道への入口を右に見過ごして(9時45分)林道を奥へと進む。途中大楠公が描かれているという大堰堤を左に見て鉄製の橋を渡り沢を右に見るあたりからは荒れた林道となる。やや急坂で落ち葉に雪が積もり滑り易い。

大楠公の描かれた大堰堤(左)、鉄製の橋を渡ると林道は荒れた感じになり、沢が右手に近くなる(右)

15分ほど歩くと林道は細くなり、すぐに舗装は途切れる。そこからすぐに分岐点があり、右に行くと青崩道に行くらしい。赤いテープに導かれて直進する。ぬかるんだ箇所を過ぎると沢を渡って右岸を歩くと石ブテ林道の標識があってその先に石ブテ尾根道への取り付きの小さな案内板が掛かっている。この間5分程度で、この取り付きから急坂を上り出すとほとんど迷うこと無く六道の辻まで行けるだろう。しかし、思っていた以上の急な登りで這い上がるように木や岩を頼りによじ登るといった感じだろうか。写真を撮る余裕もなく30分足らず悪戦苦闘すると、やっと少し緩やかになって尾根に登り着いたようだ。左から登ってくる道と合流して(下りは間違い易そうで、注意!)平坦なところの木株に腰掛けて小休止して補食。10時35分、歩行再開。

林道が細くなり、舗装路が途切れるとすぐに分岐があって石ブテ尾根道へは直進(左)、そしてすぐに沢を越えて右岸に(右)

行き止まりにこの標識。ここから急坂に。青崩トイレから20分ほど(左)、笹も両側に茂ってくる(右)

まだまだ急坂はつづく

30分近く登り詰めて尾根に取り付いて、平坦な所で小休止

ここからは傾斜は今までとは比較にならないくらい楽になったものの身体には応える登りが続くが、足下の笹原や自然林の雰囲気に和まされての楽しい道となる。まして今日は小雪が舞い、薄らと雪も積もり出し最高のロケーションだ。紅葉、新緑、樹氷の頃はさぞかし素晴らしい道中となることだろう。

急坂の疲れも吹っ飛ぶ気持ちのいい道が続く(左)、大阪側の視界が開ける(右)

途中、大阪方面の展望が開けたり、大和葛城山を谷越しに眺められたりと飽きのない道で、最後の急坂をこなしてしばらく歩くと太尾塞跡からの道との合流点・六道の辻(11時10分)に着く。最初の急坂はご免被りたいものだが、この素晴らしい道を30分以上も歩けるのならそれだけの価値はあるというものだ。

雪も大分積もってきた。帰りの道は大丈夫かな?(左)、よくある風景。植林と自然林が左右に(右)

谷の向こうに大和葛城山

笹と自然林と雪のハーモニー(左)、左からの足跡がたくさんあると思ったら、六道の辻に到着(右)

六道の辻からは通い慣れた道で、大日岳で大阪側の展望を楽しみ(奈良側は厚い雲に覆われて視界はさっぱり)国見城跡まで15分。山頂でのランチタイムを楽しみにしていたが、強風でメチャ寒いのとベンチに雪が積もって座れないので5分ほど居ただけで退散。しかし、強風のおかげで展望は素晴らしく、関空や六甲は言うに及ばず淡路島から明石海峡大橋の2本の橋脚までがはっきりと見える。

大日岳から大阪側。この時は少し雲に覆われていた

国見城跡から。淡路島や明石海峡大橋まで肉眼では見えていたのだが

国見城跡。弁当を食べるには寒い!

太尾塞跡にはちょうど12時。簡易ベンチで食べようかと思ったが、ちょっと外れた所に風の通らない倒木を椅子代わりに出来る所を見つける。とにかく寒いので15分ほどでコーヒーも飲んで慌ただしく出発。いつもなら太尾東尾根か太尾西尾根を下るところだが、今日は初めての道、ガンドガコバルートを行ってみることにする。ガンドガコバルートは階段もなく歩き易い。登りではたらたらと長く続く坂道が辛いかもしれないが、下りは非常に快適。走り下れる道だ。太尾塞跡からダイトレ分岐のかヤンボの休憩所まで20分ほど。さらに水越峠まで20分。峠から駐車場までは10分の下りで13時5分に車に戻った。水越側への下りはこのガンドガコバルートが一番楽なんじゃないかと思う。太尾道ではたくさんの人と擦れ違うがこのルートは誰一人として出会わなかった。人気薄なのかな?

太尾塞跡。太尾道は左へ。直進すればガンドガコバルート(左)

だんだんと自然林も増え出す快適な小道

大和葛城山がこのように奇麗に見える所も

水越峠手前のダイトレから六甲や大阪湾

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