紅葉の金剛山・もみじ谷〜黒栂谷道&延命寺

2008-11-13

boo

吉野に用事のある家内に水越峠まで便乗。ガソリンの価格が下がってきたとはいえ極力ムダな交通費は使いたくない。9時55分、ガンドガコバ林道(ダイトレ)を金剛山に向かって歩き出す。小春日和の晴天のもと、ところどころ奇麗な紅葉が目につく。左手にカヤンボ小屋を見送り、林道が大きくカーブするところで谷に下りモミジ谷の清流を対岸へ渡る。ここまで水越峠から25分。モミジ谷ルートは今年の冬から気になっていて機会があれば歩いてみたいと思っていた。地図で点線ルートの初めての道は期待と不安が入り混じってワクワクドキドキするが、高所恐怖症なので高度感のある所に出会わせば即撤退覚悟である。

いいお天気のガンドガコバ林道

ダイトレへの道を左に見て、すぐのカーブ、一つ目の沢に降りる小径を見送って二つ目の小径を下に降りて沢を越える

モミジ谷ルートは概ね、踏み跡は比較的しっかりと付いているが、整備された登山道にはない自然感がたまらなくいい感じだ。踏み跡のはっきりしない所は赤いテープに助けられ、堰堤を3つ過ぎ、何回か沢を渡って25分(写真を撮りながらののんびり歩行)ほど行くと、狼谷(右方向)との出合。ここを真っすぐに進み、道が消えたと思った辺りは赤いテープに導かれて沢を越えたりと、変化に富んでなかなかにおもしろい。

奇麗な沢を右に見たり、左に見たりと何回も何回も渡渉を繰り返す

沢を越え植林帯に入る急坂を上ると右下に沢を見ながら4つ目の堰堤へと進む。谷深く分け入ったという感じで回りの雰囲気もよくなってくる。5つ目の堰堤とその手前の滝の辺りは急斜面になっていて滑り易いので要注意。この辺りは秋の気配に包まれた小空間が広がって別天地に紛れ込んだ錯覚に捕われる。5つ目の堰堤の右側の石垣をヨッコラショと這い登る。

右下に沢を見てしばらく植林帯の中を行く

森の奥深く、だんだんと雰囲気がよくなってくる

5つ目の堰堤とその手前の滝。ここは右から登る

滝の下から頭上を見上げると…

5つ目の堰堤の右側の石垣を這い登る。なかなかにしんどい

堰堤の上から振り返って沢を見る

堰堤の上は明るく広々としている

5つ目の堰堤を越えて1〜2分、狼谷出合から30分ほどでモミジ谷本流との分岐に出る。右に行く本流側にも赤テープがあるので迷いかけたが、地図にあるモミジ谷ルートは左の沢へ進む。次回は本流ルートも歩いてみたいものだ。本流ルート分岐から10分ほど行くと、沢に別れを告げて左の尾根に取り付く。こんなん道があるんかいなと思うような急斜面を沢の立木に付けられたテープ頼りに登りだす。

モミジ谷本流ルートとの分岐。本流ルートは右へ

自然一杯のアドベンチャーコース

手前の細い木に巻き付けられたテープを頼りに左から尾根へと登る

確かに踏み跡はあり、不安なく登り続けると道も鮮明になりジグザグから一直線の植林帯の中の息の切れる急坂がつづく。あっという間にモミジ谷を眼下に見下ろし、尾根に取り付いて小休止。しばらく進んで足下に新しい落ち葉が目についてくるようになると自然林に入り、樹間越しには大和葛城山も垣間見え、モミジ谷も見渡せるが、紅葉の見頃からは少し遅かったようだ。

取り付きは急傾斜で分かり辛い

一気に高度を上げて谷を振り返る

尾根には自然林の中の紅葉が広がる

この辺りまで来ると、誰一人として出会わなかったこのルートも頂上近い雰囲気が漂ってきて、自然林の中から少しヤブコギすると沢から分かれて25分ほどで、一の鳥居からの坂道を上がった辺りで山頂の道に合流。笹に覆われて下る時には入口は見落としそうな所だ。紅葉は思っていたよりも進んでいたが、私のようなヘナチョコハイカーでも自然を満喫できる手軽なコースのように思えた。

笹薮を少し抜けると

写真正面の笹を掻き分けて出てくる。右の坂を下ると一の鳥居

水越峠から2時間弱、山頂の道に合流したのが11時50分。神社裏からモミジ谷を見て、転法輪寺に参拝して国見城跡の時計は丁度12時。たくさんのハイカーがお昼時を楽しんでいる。雲一つない真っ青な空が広がる絶好のハイキング日和で、Tシャツ1枚でも寒くないほどの陽気だ。関空や六甲は認識できなかったが、眼下に広がる大展望はいつ見てもいい気分だ。

国見城跡から

青崩道を少し下る

セトの分岐で左に下る

千早登山口近くは紅葉真っ盛り

小深のマス釣り場

帰途、延命寺に立ち寄ったので本日の紅葉具合。山門、境内ともかなり色付き出しており、これから蓮池周辺から山頂にかけてしばらくは素晴らしい紅葉が楽しめそうだ。

延命寺の紅葉

Copyright(c) 2013 高所恐怖症の山歩き All Rights Reserved.