自宅から一周する、叶山稲荷〜井谷ノ峰

2008-05-12

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天見に叶山稲荷という大変眺望のいい場所があるのを知った。「かなやま」と読むらしいが「叶う山」とは縁起がいい。天見〜叶山稲荷〜叶山〜井谷ノ峰〜学文峰〜千早口という自宅から一周できるコースで500mにも満たない山の縦走だが変化があって面白そうだ。

旧軌道敷跡の遊歩道にはヤマツツジが多い(左)、アザミ(右)

朝8時に家を出て普段の散歩コースの一つ(延命寺〜千早口ハイキングコース)から南海旧軌道敷跡を経て天見へ向かう。千早口からはこれから向かう山並みが間近に見え、期待感が高まる。ヤマツツジは今を盛りに咲き誇っている。

千早口へ向かう遊歩道手前から岩湧山を後ろに端正な学文峰(左)、グリーンロードから叶山〜井谷ノ峰〜学文峰の稜線(右)

出合の辻で371号線を越え直進すると林道流谷線でおなじみの岩湧山へ向かうが、すぐに右に曲がって集落の中に入る。ほんの少しで小さな橋を渡ればすぐに左側の民家の間に隠れたような細道に入る。すぐに登りになって草地のようなところに出るがさらに進むと参道らしい雰囲気になり見上げれば一の鳥居の朱が目に飛び込む。

叶山稲荷へは橋を渡ってすぐの左の民家の間の狭い道を入る(左)、少し登ると草地に出るのでさらに進む(右)

参道らしい雰囲気になってきた(左)、石標のあるところから見上げれば急坂の上に一の鳥居が(右)

一の鳥居からは急な坂道でグングンと高度を上げていく。露岩を踏みしめヤマツツジに癒され、二の鳥居にたどり着くと天見の里や旗尾岳を望む素晴らしい眺望が出迎えてくれる。それにしてもこれほど急峻だと参拝やお世話する里人は大変だろうと思うのは余計なお世話。二の鳥居からヤマツツジが路傍に咲く道をさらに進んで次の鳥居が見えるともう叶山稲荷だ。

二の鳥居、ここに立てばなかなかの高度感

ヤマツツジ咲く参道

二の鳥居から国道371号線、紀見峠へと続いていく

叶山稲荷。参拝して、一息つこう

拝殿の前は小広い空き地になっており、井谷ノ峰への道は拝殿の脇をすり抜けるように続いている。植林と自然林が交互に現れる気持ちいい小径を行くと小ピークに出る。山名板もなく井谷ノ峰への指標が置かれているだけだが地図上で記されている叶山のようだ。ここは広くもなく展望もないので素通りするとすぐに送電線鉄塔のある広場に出る。ここからは眼前の旗尾岳から金剛山地はもちろん、晴れ渡った時には六甲、大阪湾から市街地がくっきりと見えることだろう。天見まで1時間、天見からここまでのんびりだが1時間、小休止して展望を眺めるには恰好の場所だ。

叶山稲荷を過ぎて井谷ノ峰を目指す(左)、叶山山頂(右)

叶山の西すぐにある鉄塔下から旗尾岳(左)、大阪湾から六甲まで見渡せそうだが今日は少し霞んでいる(右)

20分ほど休憩して出発。ここからは急な直登を2回こなすと反射板のある井谷ノ峰。山名板があるのみで展望もない暗い杉林の中だ。学文峰を目指そう。ここで得意の道迷いをしてしまった。学文峰に行くにはまず下峠を目指すという思い込みがあって、アップダウンを繰り返して途中で下峠への指標に従って下峠はまだかと先へ進めば35分ほどで送電線鉄塔下に出てしまった。これでもまだ間違いに気づかず、あまりの展望のよさに写真を撮ったりコーヒーを飲んだりして下峠へと向かったつもりが、ここから少し下れば、そこにはナント上峠の標識。

杉に掴まりながら急な直登を2回こなすと井谷ノ峰(左)、井谷ノ峰(右)

下峠への指標。この辺りでしっかりと地図読みしないから道に迷う(左)、この関電道の階段を上れば展望のいい鉄塔下(右)

再度鉄塔下に登り返して学文峰を眺めれば、なるほど、学文峰への分岐点からはかなり行き過ぎてしまっているようだ。20分ほど戻ればいいとは思ったが、今日は13時までには帰らないといけないのでこのロスは大きい。もう11時10分を過ぎている。知った道ならなんとか時間には間に合いそうだが、この調子では覚束ない。学文峰は次回の楽しみとして、上峠から唐久谷への道も未知の領域。ここは気分を変えるのがよかろう。

学文峰。自然林がたくさん残っているようだが送電線もすごい

金剛山の前衛に旗尾岳〜府庁山

大阪府下最高所にある美加の台中学校

上峠。ここから鉄塔下に登ると学文峰や井谷ノ峰へ(左)、上峠には河内長野テクルートの古びた標識。唐久谷、流谷の分岐(右)

上峠から唐久谷への下りはふかふかの落ち葉を踏みしめての快適な道だったが、だんだんとU字になり、V字にと抉れてくるし、倒木もあちこちにある荒れた道になるが、10分あまりで小さな谷川を越えると林道に出合う。そこからしばらく行くとのどかな山村風景が広がる集落の中を通り、南河内グリーンロードの工事現場を過ぎて退屈な舗装路歩きを20分ほど続けると、見慣れた神納のバス停が目に入り岩湧山に向かう府道加賀田片添線に合流。ここから家までは40分、12時半には家に着いて持参のおにぎりを頬張れそうだ。

落ち葉の敷き詰められた雰囲気のいい道が続くのか・・・(左)、だんだんとU字になり、V字になり、倒木もありと(右)

この沢を渡って向こうの林道に出る(左)、少し林道を進むと、開けたところに集落(右)

南河内グリーンロードの工事中。千早口に行けるようだが・・・(左)、府道加賀田片添線に合流。右奥には神納のバス停(右)

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