大滝〜南葛城山〜ダイトレ〜アシ谷

2008-05-03

boo

河内長野市で一番高い山ということで以前から気にはなっていたが登る機会はなかなかなかった南葛城山。千早赤阪村との合併話が持ち上がり、下手(?)をすると河内長野で一番高い山の座は金剛山に奪われてしまうかもしれない。とにかく、一番のうちに登っておこう。また、世はまさにGWの真っ最中。静かに山行を楽しみたいというのもあった。

すでに釣り人もチラホラ。新緑と清流がすがすがしいGW

滝畑の岩湧山登山口まで家内に送ってもらう。9時にもならないのに河原ではすでにバーベキューが始まっている。お昼頃は人と車で埋め尽くされるだろう。千石谷林道で岩湧山への登山道と分かれ、林間歩道を右に見送り林道を進む。千石谷の清流はところどころで奥入瀬を思わせる風景を作り、滝畑48滝で最高の落差を誇る大滝に導く。ここまで50分、大滝で急登前の小休止をして出発だ。滝口展望台に寄って、登山路入口の赤テープを探す(大滝の上流約200m)。水量の増えた沢を石伝いに注意深く渡れば、胸突き八丁の急登が待ち受けている。

奥入瀬を思わせる千石谷の流れ

大滝。落差15m

林道右手に葛城経塚二十八宿への指標があるのでここを下に入り、石伝いに流れを越える

対岸に渡りテープと踏み跡を探して登る。しばらくは暗い杉林の中の急登がつづき、少し平坦になった尾根に登り着いて一息入れる。このあたりから植林と自然林が入り混じり、少し傾斜も緩くなってしばらく行くと自然林に囲まれた新緑の尾根道を気持ちよく登れるようになる。

テープを頼りに尾根を目指して登る

最初はなかなかハードな登りが続く

自然林の道へ入ると新緑が気持ちいい

沢を渡って登り詰めること50分足らずで右手に展望が開けていそうなピークがあるので少し引き戻ると、三国山、槇尾山方面がよく見渡せる。展望抜群で休憩するにはもってこいの場所だろう。ここからは左に植林とクマザサ、右手は伐採されて苗木が植栽された三国山、槇尾山方面の展望のいい道を辿る。のぞき平からの道と合流して進むと辺り一面がクマザサに覆われた中に杉の木が直立している何ともいえない雰囲気にしばし時を忘れそうになる。この笹原を進むと一本杉(鏡の宿の祠がある)で、南葛城山山頂はさらに5分ほど歩いた先にある。

801mピークから三国山

三国山、槇尾山方面。しばらく展望の開ける道がつづく

右からのぞき平からの道が合流。山頂へは直進

笹原と杉林の醸し出す世界。この先に一本杉。山頂へは地名板の右の道を少し進む

頂上までは誰一人として出会わなかったが、さすがにGWか、すでに先客が2組。滝畑から2時間20分、山頂到着は11時10分。少し早いお昼にする。頂上は展望は全くなく、和泉山脈の最高峰という実感はまるでないが、明るく落ち着いたいい雰囲気だ。高所恐怖症の私は片側が足下まで削ぎ落ちた(と、書かれている)サカモギ谷源頭部を通過するのが恐ろしげで、下山コースはダイトレへと向かう。山登りには不向きな体質だが、危うきには近寄らず身に合った山歩きが楽しめれば、それで良しとしよう。

頂上は展望は全くないが、明るく落ち着いたいい雰囲気

ダイトレ・阿弥陀山分岐まではほとんど林道歩きの辛い道。阿弥陀山分岐から少しだけ自然林の中のショートカットで心を癒し、根古峰手前のベンチで小休止。ここからはアシ谷を下って天見へ向かう。根古峰分岐では上に向かっての踏み跡があるので行ってみたが鉄塔と反射板があるだけで展望もなし、そのままアシ谷へ下る道に出て薄暗い植林の中を歩く。すぐにT字路になり右に行くと根古峰の頂上に行けそうと思ったが、そこそこ疲れてきていたので家路を急いでしまった。ちょっと後悔。

ダイトレへの道、この先林道歩きが長い(左)、直進:ダイトレ、アシ谷へは左。斜め上に登る踏み跡がある(右)

アシ谷は道は少々荒れている、激下りの箇所はある、薄暗い植林の中展望は全く開かない、林道に出てもかなりの下り坂・・・で、登り(下りにも)には利用したくない道だ。約1時間下って明るい天見の山村風景を目にした時はホッとした。目と鼻の先にある砥石谷への進入路を見て、左に流谷八幡宮のオオイチョウやオオクスノキを見れば天見駅はもうすぐだ。

アシ谷は少し荒れた道の下りが続く

この指標を過ぎると薄暗い杉林の中の激下り

堰堤が見えると長い下りも終わり、林道に降りる(左)、登りはこの堰堤の右の細い階段を上って行く(右)

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