富士山も見えていた、らしい大台ヶ原の紅葉

2007-10-28

boo

4,5日前の読売新聞に大台ヶ原の紅葉の写真が大きく載っていたのに魅せられた。この時期の日曜日ということで混雑に巻き込まれるのが嫌でまだ暗いうちの5時過ぎという早出。さすがに道はがら空きで2時間ほどで駐車場に到着。7時過ぎというのにそれでも駐車場はほぼすでに満杯寸前。帰り際には駐車場までの道の両側にビッシリと停められており、カーブの両脇にも駐車されて観光バスが回りきれずに対向待ちで1時間ほど缶詰状態。これも有名観光地の宿命と諦めるしかない。さて、トイレを済まし、身支度を整えて出発。

まずは日出ガ岳を目指す。気持ちのいい林間コースを過ぎ少し階段を上ると展望台。ナント、熊野灘が一望。眼下に見えるのは尾鷲湾だろうか。太陽が昇って間もないので水面はキラキラと輝いて水平線も円弧を描いてはっきりと見える。急な木製階段を上れば遮るもののない360度の展望で、台高や大峰の山々には雲が棚引き南アルプスの山並みも見渡せる視界の良さ。出発間際の駐車場のアナウンスではその頃には富士山も見えていたとか。

日出ガ岳展望台から

20分ほどベンチに腰掛けて小休止後、大蛇グラへ。この辺りの紅葉は少し遅かったようだが、木道上からは熊野灘を望み、笹に覆われた草原には立ち枯れの樹木が旅愁を誘う。正木が原を過ぎたあたりでは鹿の親子がかわいいポーズをとって散策者を喜ばせてくれる。人慣れしているようだ。大蛇グラとシオカラ谷との分かれ道から大蛇グラまでは300メートルの道のりだが、高所恐怖症の私はすぐ横の崖に恐れをなして、寸前で力尽き大蛇グラを目前にしてUターン。残念ながら写真も撮れず。

昨日の雨で滑りやすくなった急階段を下ればシオカラ谷の吊り橋。途中はシャクナゲの咲く季節はいかほど素晴らしいのかと思わせるほどのシャクナゲの群落が続く。シオカラ谷から見る紅葉は今が盛り。吊り橋の上がビューポイント。ここから駐車場までは急階段を2ヶ所上るが、途中緩い登り(ほとんど平坦)があるので休み休み行け思ったよりは楽な坂道。1周4時間ほどの歩行時間で、それほど苦しい登りもなく素晴らしい景観を堪能できた。

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