上高地と飛騨温泉郷で泊まる1日目

2006-05-28

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上高地へは何度か訪れているが河童橋周辺を少しウロついた程度でサッサと次の観光地へといった具合で、完全マイカー禁止になるまでは「歩く」なんて思いもつかず、今から思えばもったいないことをしていたのだと後悔先に立たずである。中高年のウォーキングブームにあやかって、ここ2,3年よく歩くようになった。で、上高地となったわけだが、バスの乗り継ぎが何とも鬱陶しい。しかしだ、いろいろと上高地を調べているとその鬱陶しさに打ち勝つだけの魅力を感じてしまった。マイカー禁止は辛いところだが高山近くまで高速で一気に行けるのも時間的な余裕をもたせてくれる。

大正池

さて、宿をどこにするか、が大問題。同行の嫁さんは一度上高地の中で泊ってみたいという。上高地は「高い・高すぎる」というイメージがあって、とりあえずは却下。乗鞍の国民休暇村で2泊して1日上高地まで送迎してくれるパックがあったので、ほぼこれに決定・・・したのだが、上高地をインターネットで調べているうちにインターネット限定5組格安の宿を見つけた。格安といっても休暇村よりは予算オーバーだがこれだと上高地を2日楽しめる。よっしゃー! 大奮発やー!

大正池から焼岳

5月28日(日)の予約確保。月曜は休んじゃおう。1泊ではしんどいので前日の土曜日に平湯あたりで宿を探すことに。奥飛騨温泉郷・・・なんていい響きなんだろう! これもインターネットのクチコミ情報で評判の良かった(料金もリーズナブル、しかも、土曜日でも平日料金に+1,000円というのも良心的)新平湯温泉「寛ぎの宿 遊」。宿は確保して日々期待が高まる。ところが、なのだ。今年は5月から早くも梅雨入りかと思うほど雨がよく降る。週間予報だと土・日の天気はあまりよくなさそう。木曜日の予報では完全に雨模様。こりゃ、いかん。1日ずらして日曜の雨だけ覚悟しようと思い、「遊」さんに日程変更の電話を入れる。土曜日キャンセルの月曜日予約、勝手なお願いだが快く承諾していただいて、また電話応対も心地よく感じられる。さて、結果からいえば土曜の雨予想は大きく崩れキャンセルするまでもなかったし、火曜日は予想ほどの好天気でもなし。天気からいえば日程変更して火曜日まで休むことはなかったのだが、平湯→上高地でなく、上高地→平湯にしたのは大正解。上高地の宿からの景色は最高だったが部屋、料理はお粗末。平湯はすべてに満足。有終の美を演出してくれた。まあ、お天気はどうにもならないのでその時その時の自然を楽しむという境地に至りたいものだ。

大正池から焼岳

28日早朝5:30出発。ひたすら高速を走り続ける。途中ところどころで雨。高山通過が10時を少し回った頃。最初の目的地は「うな亭」うま〜い鰻で豪華な昼食をという算段。「うな亭」は翌日お世話になる「遊」さんの玄関先を通過してほんの数分先にある。お腹いっぱいにした頃には時々降っていた雨もすっかり収まった感じ。そう、この時から火曜日「遊」をチェックアウトするまで雨には全く遭わなかったのだ。これも日頃の行いがいいせいなのだろう!? さて、上高地。平湯あかんなだ駐車場に車を休め、平湯BTよりバスの旅。帝国ホテル前でバスから降り、手荷物を預けにまずホテルに向かう(残念ながら帝国ホテルじゃありません)。このバス停の手前で5分ほど交互通行の為に待たされる。あれ?マイカー乗入れ禁止でこんな渋滞は無くなったと思っていたのに・・・、原因は、観光バスの路上駐車。10台近くが堂々と駐車している。ああ、そうか。マイカー乗入れ禁止はこの駐車スペースを確保する為にあったのだと持ち前のひがみ根性が。寡は衆に敵せず、弱者は強者に踏みつけられる。地元だって財布の紐の固い個人客よりどっと押し寄せてどっと買っていく上得意さんの方がいいに決まっている。

田代池

本日のお宿・上高地温泉ホテルと焼岳

帝国ホテル前バス停を過ぎて田代橋たもとの公衆トイレで嫁さんが用を足していると、一般観光客が地元の清掃員さんに「クマをそこで見た!」と言っているらしい。清掃員さんは驚いた様子もなく「ここのクマはちょっかいを出さないかぎり、おとなしくて大丈夫ですよ」・・・でも、実際に出くわしたら怖いだろうなあ。よく登山道で見かける「クマ出没注意」とか「クマ目撃情報」とかの看板は翌日も見なかったですね。看板を見落としたのか、ガセネタだったのか、あえて公開しないのかは分からないが、繁華街並みの人の往来があるので全く不安にならずすぐに忘れちゃいました。でも、人気の少ない時もあるのだから情報公開はきちんとしてほしいもの。

梓川左岸から河童橋方向

ホテルに手荷物を預けて本日は大正池へ。まず林間コースを経て田代池。田代池はすばらしかったけれど、林間コースは期待したほどじゃない。梓川沿いを往復した方がよかったかも。大正池から見る焼岳と初春の芽吹きは美しかった! このままホテルに帰るだけではちょっと物足りないので河童橋へ。4時を過ぎるとさすがの河童橋も人通りはまばら。でも、寒い。早足でホテルに帰ろう。温泉で疲れを取って部屋から梓川を眼下に望む。最高だ!

河童橋

河童橋から焼岳

河童橋から焼岳

河童橋から穂高連峰

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